「日本大相撲トーナメント第49回大会」が9日、東京・墨田区の両国国技館で行われた。幕内トーナメントでは高安(田子ノ浦)が5年ぶり3度目の優勝を果たし、賞金250万円などを獲得した。
会場には演歌歌手で妻の杜このみら家族が観戦に訪れており、「いいところを見せたいと思っていた」と満足げに話した。前日の「NHK福祉大相撲」では、妻と初めてデュエットを披露。イベント後には「食事に行って『楽しかったね』と話しながら、おいしいものを食べた」と明かし、「『完璧だったよ』と言ってもらった」と笑顔で明かした。
28日で35歳となる元大関は「あっという間に35歳だ。春場所(3月9日初日・エディオンアリーナ大阪)に向けて、いい気分で体をつくっていきたい。力の限り頑張りたい」と自身初の本場所での優勝に向け、闘志を示した。