前DeNAの巨人に新加入した石川達也投手が9日、シート打撃に初登板して打者8人に対して1安打5奪三振だった。
カウント1―1からスタートし、荒巻、オコエを連続空振り三振に抑えると、秋広は見逃し三振。泉口を二ゴロ、岸田を遊ゴロに打ち取った後、萩尾を空振り三振。荒巻には中前安打を許したが、最後はオコエを見逃し三振。直球とこの日はチェンジアップも光り、「一昨年良かった時のチェンジアップにも戻ってきたし、まっすぐもこの時期にしては力強さも出てたしよかったですね」と笑みを浮かべた。
石川は昨季は15登板で防御率1・93をマークした。オフに戦力外通告を受け巨人に入団。「あんまり力まないように意識しながら、ベイスターズにいた時と同じように、アピールしないとって気持ちになってましたけど、一回クビになって失うものがないと言うか。野球を楽しめればいいかなって思って投げて、その結果良かったので、これからもこれでいこうかなって思います」と振り返った。