楽天・ドラフト1位・宗山塁内野手(21)=明大=が11日の日本ハムとの練習試合(金武)で「1番・遊撃」でデビューすることが9日、決まった。
背番号と同じく、1番に打席に立つ。日本ハムの先発は侍ジャパンにも選出されたことがある左腕の根本が予想される。明大時代は主に3番を任されていたが、「どの役割でも自分の出せるものを出したい。成功もあればミスもあると思うので、一喜一憂せず次につなげられれば」と、すべてをプラスに変えていく。
キャンプイン前からこの試合での起用を明言していた三木監督は「1番ショートでいこうかなと思っています。ユニホームを着て試合をする姿を楽しみにしています」と期待。この日は、打撃練習中に指揮官から「できることを出してほしい」と、声をかけられたという。
久々の実戦に向け、黄金ルーキーは「準備のところができていないと話にならない」と攻守ともに万全で臨むつもりだ。どんな経験も目標の開幕スタメンをつかむための準備。まずは初実戦で持ち味を存分に出す。(有吉 広紀)