カブスが9日(日本時間10日)、メジャー30球団最速で始動した。米アリゾナ州メサの球団施設でバッテリー組の春季キャンプ初日を迎え、今永昇太投手(31)が昨年と同じコーヒーネームを“使用”することを日米メディアに明かした。
1年目の昨季は29試合でリーグ3位の15勝(3敗)、防御率2・91。新人王争いで4位、サイ・ヤング賞レースで5位に入る活躍を見せたが、明るいキャラクターからグラウンド外で注目を集めることも。6月にはクラブハウスではロッカーのネームプレートが「Mike Imanaga 2」に変更されたことで現地でも話題となった。「マイク」はお店でコーヒーを注文する時に「昇太」と伝えるよりも簡単なため使用する“コーヒーネーム”で、「2世(2)」は「かっこいいから」という理由だ。
この日、最後に「ダンキン(ドーナツ店)でコーヒーを頼む時の名前は今年もマイクですか?」と質問されると「まだ(米国に戻ってきてから)買ってないですけど、昨日タコベル(タコス店)でオーダーした時はマイク使いました(笑)」と告白。「ふと、食事を買いにスーパーに行ったりとか、アリゾナのさっきまで暗かったのに、もう明るくなったりとか、そういうのを感じていると、こういうのが去年おもしろいと思ったな、楽しかったなっていうのを徐々に思い出している感じですね」と話した。