2月10日の京都3R・3歳未勝利(ダート1400メートル、12頭立て)は、武豊騎手が乗った単勝1番人気のエンダードラゴン(牡3歳、栗東・友道康夫厩舎、父リアルスティール)が、4角で先頭を奪うと後続を一気に引き離し、2着のリメンバーヒム(高杉吏麒騎手)に6馬身差をつけてデビュー2戦目で初勝利を挙げた。勝ちタイムは1分25秒9(良)。
勝ったエンダードラゴンはG1を5勝して昨年に引退したドウデュースの半弟で、デビュー前から注目を集めていた。
武豊騎手は「強かったです。まだ難しいところがありますが、右回りの方がいいですね。能力を感じる内容でした」と振り返った。
管理する友道調教師は「もともとテンションが高い馬なので1回使って心配していたが、むしろ今日の方が落ち着いていて返し馬もできた。初戦に比べて良くなっていたし、コーナリングも右回りの方がスムーズ。行きたがっていたので、これから色々教えていきたい。能力とスピードがあるのは分かりました。これをみると、ドウデュースも短距離馬だったのかもしれないね。これからは1200~1400メートルで、芝も含めて考えたいです」と笑顔だった。