Jリーグは10日、東京都内でJリーグ開幕イベントを開催した。ACL出場クラブ(神戸、広島、横浜M、川崎)をのぞき、各チームから選手ひとりが参加。浦和から参加した元日本代表MF原口元気は、開幕戦で2連覇中の王者神戸と対戦する開幕戦(15日・ノエスタ)に向け「やはりチャンピオンですし、おそらくJリーグで1番タフな相手。でも、彼らを倒さない限り、僕らが目標としている優勝には届かないと思っているので、まず彼らを倒して、僕らが今年チャンピオンになるためのスタートにできれば」と、2006年以来19年ぶりのリーグ制覇を見据えた。
今季の自己PRポイントには「気持ち」を挙げた。昨夏にドイツから10年ぶりに浦和に復帰し、今季はエースナンバーの9番を背負う33歳。「若い時とは確実に違う。いい時に引っ張るのはもちろんですけど、本当に苦しい時にどれだけ引っ張れるかなと思っているので、そういう立場でやっていきたい」と静かに闘志を燃やした。