広島の新外国人コンビが10日、そろって快音を鳴らした。紅白戦に両軍の4番で出場。白組・ファビアンが初回1死一塁で中前へ“来日初安打”を放つと、紅組・モンテロは7回無死一、三塁から中前への先制打で“来日初打点”を挙げた。
ともに4番候補と期待される右打者。メジャー通算205試合に出場し、21本塁打のモンテロは「自分のバッティングのリズムが、だんだん戻ってきている。ボールの読み方も、いい感じ」と納得した。11日に打ち上げる日南キャンプは練習だけでなく、グラウンド外も充実している。3度も焼き肉店に出かけ「一度は坂倉、矢野とも一緒に行ったよ」と笑顔。ファビアンも「今は日本の野球を勉強しているけど、今のところ困ることはない。今後も毎試合出して欲しい」と意欲的だ。