巨人の西舘勇陽投手(22)と又木鉄平投手(25)の23年ドラフト入団の同期が11日に行われる紅白戦で先発することが10日、決まった。白組の先発・西舘は後輩ドラ1の石塚との対戦も見込まれ「打者の対応を見ながら投げたい」。紅組の先発・又木も「やってきたことをやるだけ。しっかり3人で抑えたい」と闘志を燃やした。
先発ローテを争う2人。ファームの投手も参加する中、白組は先発・西舘のほかに横川、田中瑛、赤星、京本ら、紅組は又木のほかに泉、平内、石川、堀田らが控え、それぞれ1イニングずつの登板となる。又木は「いろんな投手がいる中で先発に選択してくれたこともありがたいですし、その分(結果を)求められると思うので、しっかり緊張した中でいつも通りやりたい」と気を引き締め直した。
先発ローテはエース・戸郷、山崎、グリフィン、昨季8勝を挙げた井上の先発4本柱は強力。これに田中将らも加わり現状は4本柱以外の2枠を争う構図。「あとは結果。目に見えるところでしっかり抑えたい」と西舘。バトルを勝ち抜くため、気合十分で挑む。(水上 智恵)