元タレント・中居正広氏(52)の女性トラブルに関し、7日にフジテレビのCM放送再開を発表した「キンライサー」が10日、公式Xで消費者から寄せられた臆測の声を完全否定した。
同社にはCM再開直後から、数と内容は非公開ながらも「多くのご意見をいただいている」という状況。局に対して「いまだ議論の余地が残る点もあることを理解しております」としながらも「誠実にこの問題に向き合い、より良い未来を築こうと努力されている方々がいることを知りました」と自浄作用に期待していた。
だがこの姿勢に対し一部から「性加害を容認している」という声が寄せられたという。この日、同社は「そのような意図は一切ございません」と完全否定。「未来に目を向けるべきだと判断いたしました」とした上で「今後の調査結果や事実の判明次第では、しかるべき判断をしてまいります」と主張した。
また同社には、CMを再開させたのは「フジテレビの接待を受けているからでは?」という意見も。同社は「そのような事実は一切ございません」と真っ向から否定し「キンライサーとフジテレビとの間では、こういったやましい関係がないからこそ、CMの再開を決定した」と強調した。
CM再開を発表してからは、誹謗(ひぼう)中傷や営業妨害とも受け取れる投稿も目立っているという。同社はスポーツ報知の取材に「SNS上のご意見についても真摯(しんし)に受け止めておりますが、誹謗中傷や営業妨害と考えられる投稿につきましては、内容を慎重に精査し、必要に応じて適切な対応を検討する方針です」と法的処置も辞さない構えを見せた。
同社は給湯器の設置や販売などを手掛ける。タレントのアンミカ(52)とお笑いコンビ・ダチョウ倶楽部が出演するCMを、テレビ局が時間を指定して放送する「スポット」の枠でフジに出稿。問題を受け1月21日からCMを取り下げていた。