マラソン界のレジェンド・瀬古利彦さんが10日放送の日本テレビ系「しゃべくり007」(月曜・午後9時)に出演し、38年前に暴漢に殴られた“事件”の顛末を明かした。
この日、青学大の原晋監督の持ち込み企画「RUNRUN愛好会」のメンバーとして、高橋尚子さん、福士加代子さんと登場した瀬古さん。
都内のおすすめランニングコースを聞かれた高橋さんが「代々木公園」を挙げると瀬古さんは「昔、走った。死ぬほど走った」とコメント。
共演者に「瀬古さんが襲われたのはここ?」と聞かれると「よく知ってるね。ここ、ここ。暴漢に遭った」と1987年、代々木公園での練習中の出来事を回顧した瀬古さん。
「顔をガーンと殴られた。何が理由かも分からない。向こうが勝手に仕掛けてきて。オレの顔見て、(シャドー)ボクシングみたいに(拳を出して)来たの。『バカヤロー!』って言ったら(1周)回ってきて、バーンとやられて。『バカヤロー!』が気にくわなかったんだろうね、ガーンって殴られて、ここ(口)を切って。次の日に捜査一課が来てくれて。『瀬古さん、守ります』って言って、代々木公園で15人くらいの捜査一課の人に囲まれて」と振り返った。
さらにMCの上田晋也に「その人たち(瀬古さんの速さに)ついてこれないでしょ?」と聞かれると「ついてこれない。結局、一人でまた(走った)」と答えて、笑わせていた。