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村山調教師が突然の勇退 史上最多のG1級11勝を挙げたコパノリッキーは「信じられないような記録を作ってくれた」

スポーツ報知 2025年2月11日 12時12分

 JRAは2月11日、村山明調教師=栗東=が今年3月4日で勇退することを発表した。現在は53歳で定年引退まで17年近く残しながら、突然の勇退となった。

 1990年に騎手としてデビューすると、2007年の引退までに重賞2勝を含む218勝を挙げた。2008年に調教師免許を取得し、同年9月に初出走。2度のフェブラリーS・G1(2014&15年)など史上最多のG1級競走11勝を挙げたコパノリッキーや、元騎手の藤田菜七子さんに重賞初制覇をプレゼントしたコパノキッキング(2019年カペラS)など、特に砂上のスターホースを多く管理した。現在まで重賞12勝を含むJRA307勝。

 村山調教師「(引退の理由は)特にないです。ジョッキー時代は活躍できなかったですが、調教師になれて良かった。色々な経験ができましたから。(思い出の馬、レースは)色々とあって、これというのはないですね。(コパノリッキーは)信じられないような記録を作ってくれました。今後は決めてないですが、ゆっくり過ごしたいです。

 これからも競馬が盛り上がってくれることを願っています。これからの時代はストレスの多い社会でリラックスして、楽しく遊べる場所は必ずいります。競馬がそういう場所になって、癒やしとなってくれればうれしいです」

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