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アスレチックス入団の桐朋・森井翔太郎が同校で会見「小さい頃からの夢」 高校通算45発&153キロの二刀流

スポーツ報知 2025年2月11日 14時58分

 米大リーグのアスレチックスとマイナー契約を結んだ、桐朋(東京)の森井翔太郎内野手(18)が11日、東京・国立市内の同校で記者会見に臨んだ。

 「1月15日にアスレチックスとマイナー契約を結ばせていただきまして、(米国で)1か月軽い練習をして、昨日(2月10日)帰国しました。(メジャーは)小さい頃からの夢でしたし、メジャーの球団と契約できることはうれしいこと。(マイナースタートで)見ていた世界にすぐに行けるわけではないですけど、一歩一歩やっていきたいと思います。思ったより反響は大きかったです」

 偏差値71の難関進学校で小中高と学んだ秀才。米9球団のオファーから絞り込み、契約金151万500ドル(約2億4000万円=契約時のレート)でアスレチックス入りを決断した。高校通算45本塁打で、投手としても最速153キロの大器は、米国でも二刀流に挑戦する。すでにア軍の黄色のユニホームにも袖を通しているが「黄色が元々好きだったので、似合ってるかなと思います」と笑顔。アスレチックスは若手を積極起用していることもあり、「自分にもチャンスあるのかなと思いました」を選んだ理由を明かした。「4、5年で(メジャーに)上がっていきたい」と話した。

 ◆森井 翔太郎(もりい・しょうたろう)2006年12月15日、東京・府中市生まれ。18歳。桐朋小1年時に住吉ビクトリーで野球を始め、2年時から武蔵府中リトルに所属、4、5年時に全国V。6年時にライオンズジュニア選出。桐朋中では練馬北シニアに在籍後、1年秋から同校軟式野球部でプレー。桐朋では1年夏から三塁のレギュラー。2年秋から遊撃手。183センチ、88キロ。右投左打。

 ◆アスレチックス ア・リーグ創設の1901年、フィラデルフィアで誕生。55年にカンザスシティー、68年にオークランドに移転。今季から3年間はサクラメントの球場を使い、28年にはラスベガスに新球場が開場予定。72年からの3年連続ワールドシリーズ制覇など9度の世界一。日本人選手は2005年藪、10年岩村、11年松井秀、13年岡島、23年藤浪が所属。20年からは冨岡聖平投手がマイナー契約で在籍。23年には借金62で最下位に沈むなど直近4年はポストシーズン進出なし。

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