広島は11日、宮崎・日南市でのキャンプを打ち上げ、栗林良吏投手は4度目のブルペン投球で締めた。昨年10月に右肘の手術を受けたクローザーは座った捕手に31球を投げ「今日のブルペンも、すごく満足のいく状態で投げられた。すごくいい日南キャンプだった」と納得した。
ここまでの過程はキャンプイン前に描いた通り。13日から沖縄市に場所を移すが「結果を出していくしかないと思いますし、結果を出すために、まずはしっかり準備。実戦に入ったら結果、内容にこだわって、自分の立ち位置を確保できるように」と意気込んだ。「沖縄の2クール目にはバッターに投げたい」と順調。新井監督は全選手の横一線を強調しており、実績十分の右腕も「だからこそ、焦りもある。横一線から抜けるためにも、オープン戦含めて、早い段階で実戦に復帰を」と宣言した。