西武が南郷キャンプ第3クールに入った11日の練習で二、三塁間にふくらみに白線で小さな弧を描き、その上を走る走塁練習を行った。
発案者の熊代1軍外野守備走塁コーチは狙いについて「蛇行したり、三塁でふくらんだりする選手が多い。(三塁ベースを)ターンをする時にふくらんだりするとスピードも落ちて、(本塁への)距離も長くなる」と説明。二塁から本塁を狙う際、三塁ベースの内側を踏んで最短距離を取れば本塁への距離も短くなり、その分、到達する時間も短縮できる。
昨季、リーグ最下位だった得点力アップへ打力アップが注目される中、走塁技術を磨けば1点をもぎ取る野球ができるはずだ。