◆紅白戦 紅組6―2白組=特別ルール10回表まで=(11日・サンマリン宮崎)
巨人の岡田悠希外野手(25)が、オフに磨いたパワーを見せつけた。紅白戦に紅組の「3番・右翼」で先発し、4回1死で右翼線二塁打を放つと、9回先頭では中越え三塁打。さらに10回無死満塁でも右越えに走者一掃の3点二塁打を放って3安打3打点と気を吐き、「少しずつ結果が出ていることはいいことなので、ここからもっと調子を上げて頑張ります」と力強く話した。
昨季はプロ入り最少の4試合の出場にとどまり、背水の思いで臨む今季はオフの増量で初の体重90キロ台に突入。パワーを増した打棒で結果を出した若武者を、阿部監督は「体重も増やして入ってきたし。やってやろうというあれ(思い)がよく見えましたね」と評価した。早期の1軍昇格、レギュラー奪取へ向けて、「あまり気負わずに。自分がやれることを、悔いのないようにやるだけ。1軍の舞台で打てるように」と岡田。必死のアピールはまだまだ続く。