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長谷部新体制の川崎が敵地で4発ゴールラッシュで決勝T進出決める 山田「笑顔で帰したかった」

スポーツ報知 2025年2月11日 20時56分

◆ACLE▽1次リーグ第7戦 浦項0―4川崎(11日・浦項スティールヤード)

 川崎が敵地で4得点を奪い、大勝した。勝ち点を15に伸ばし、1試合を残して決勝トーナメント(16強)進出を決めた。

 川崎は前半38分、新加入FW伊藤達哉の右クロスを中央でエースFW山田新がヘディングで決め、今季公式戦“1号”。長谷部茂利新監督(53)はガッツポーズをつくり、ベンチ前でスタッフ陣と抱き合って喜んだ。前半終了間際には、相手DFが2枚目の警告を受け、退場。浦項は10人で戦うことになった。

 後半26分、川崎は右サイドDF佐々木旭が前線で相手ボールを奪うと、ゴール前の山田へパス。絶妙な落としから、MF脇坂泰斗主将が右足で蹴り込み、追加点を奪った。4分後には、左サイドからMF山本悠樹が右足でクロス。ゴール前に走り込んだ後半開始から出場のMF河原創が右足で合わせ、3点目を決めた。同43分には、DF丸山祐市の折り返しを途中出場のFWエリソンが頭で決め、ゴールラッシュを締めくくった。

 守っては日本代表DF高井幸大を中心を体を張ってゴールを許さなかった。日本勢にとって、ACLで浦項スティールヤードではこれまで未勝利だったが、長谷部新体制の初陣で“鬼門”を打破した。

◇川崎FW山田「今年の初の公式戦、アウェーでしたが、アップの時からサポーターが声を出して背中を押してくれた。笑顔で帰したかったので、勝てて決勝トーナメント(進出)を決められてほっとしている。(クロスからの得点)自分がさばいた後だったので、確実にフリーになると思って、そこに(伊藤)達哉くんが素晴らしいボールを上げてくれたので、うまく決めることができた。(今後に向けて)新しい体制でスタートして、チームが一つになってやれている。連戦続くが、リーグもACLもサポーター含めて全員で戦っていきたい」

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