◆紅白戦 紅組6―2白組=特別ルール10回表まで=(11日・サンマリン宮崎)
巨人の又木鉄平投手が11日、紅白戦で紅組の先発として登板。1回1安打無失点だった。
先頭・浅野には三塁内野安打を許したが、門脇を二ゴロ、中山を遊ゴロに仕留めた。2死三塁を招いたが、最後は岸田を右飛。計12球で無失点に抑えた。左腕は「先発として投げて先頭は切りたかったんですけど、でもその中でランナーが出ても落ち着いてゼロに抑えられたのと、ランナー出て、課題のクイックも試せましたし、その中での変化球の精度も試せたのでよかったです」と振り返った。
キャンプ中にも課題に掲げていたクイックを試行錯誤。「去年まで遅くて1・3、4秒だったものが1・2秒は切るようになってきている。そこは大きな収穫です」とうなずいた。
今後については「ゼロに抑えるっていうのは当たり前として、どういうアピールをしないといけないか。クイックもそうですし、なるべく変化球を多めに投げて、ストライクを取れるように。去年とはまた違うスタイルをアピールポイントとしてやっていきたいのでそれを実戦で発揮できるように練習から意識してやっていきたいです」と意気込んだ。