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WBO―AP王者・川浦龍生がKO防衛 田井宜広との世界ランカー対決制す

スポーツ報知 2025年2月11日 21時45分

◆プロボクシング ▽WBOアジアパシフィック・スーパーフライ級(52・1キロ以下)タイトルマッチ12回戦 〇川浦龍生(6回TKO)田井宜広●(2月11日、東京・後楽園ホール)

 WBOアジアパシフィック・スーパーフライ級タイトルマッチで、王者・川浦龍生(30)=三迫=が同級3位・田井宜広(27)=RST=を6回TKOで下し、初防衛に成功した。

 川浦は、スイッチヒッターの挑戦者を相手に距離をキープしながら的確にワンツーを当てて攻勢。6回、ワンツーからのラッシュをたたみかけたところで、レフェリーがロープダウンを宣告。再開後も連打を浴びせ、レフェリーストップを呼び込んだ。

 昨年8月に大橋哲朗(真正)を11回TKOで下して獲得した王座の初防衛を果たした川浦は「初防衛だったんですごく緊張したが、ホッとしている。気持ちの弱いところを出さずに前に出たのが良かった」と振り返ったが、自己採点は「50点ぐらい。ストップできたことだけはよかったが、いらないパンチをもらったので」と厳しかった。

 世界ランクはWBA3位、WBO5位、IBF11位につける。WBO10位の田井との世界ランカー対決に快勝したが、「まだまだこの内容じゃ世界戦をやってもやられてしまう。もうちょっと強くなって、(世界戦を)やってもいいよ、と言われたらやりたい。自分が置かれている環境に感謝して、防衛して強くなっていきたい」とさらなる成長を誓った。

 戦績は川浦が15戦13勝(9KO)2敗。田井が9戦8勝(8KO)2敗。

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