歌手の元ちとせが11日放送の日本テレビ系「踊る!さんま御殿!!」(火曜・午後8時)に出演し、実家が高級な伝統工芸品を手がけていることを明かした。
この日は「家業がスゴい有名人SP」。
祖母と母が世界三大織物と言われる伝統工芸品・大島紬の織り手である元は「お母さんとおばあちゃんが大島紬の機織りをしていて、その時は自分で高級なものだと分かってなかったんです」と話し出した。
「機織り機があって。触りたくなるじゃないですか? 1本ずつ本当に丁寧に織るんですよ。少しでもズレたりすると、柄が変わってきちゃうんで、ちょっとでも触れると大変なことになるんですよ」と説明すると「子供の頃から(家に)あったので、ハイハイしてる時に触ろうとする。けれど、(母は)仕事しなきゃいけないじゃないですか? だから、私、足にひもをつけられて寄ってこないようにされて。そんな環境で育ってました」と振り返った。
その上で「本当に繊細に工程が長いので高級品なんです。全部、シルクなので」と大島紬について話していた。