ロッテからポスティングシステムでドジャースに移籍してマイナー契約を結んだ佐々木朗希投手(23)がドジャースバッテリー組キャンプ初日の11日(日本時間12日)、キャンプを行うアリゾナ州グレンデールの球団施設に入った。
25歳未満でのポスティングシステム利用とあって大型契約が事実上必要なく、20球団以上が獲得に興味を示す大争奪戦に発展したが、かねて本命とされていたドジャースと契約を結び、世界一になった23年3月のWBCで侍ジャパンのチームメートだった大谷翔平投手(30)、山本由伸投手(26)と再び同僚になった。
朗希は現時点ではマイナー契約だが、開幕直前にメジャー契約に切り替わる見込みで、メジャー出場は可能だ。だが、先発陣は山本、大谷だけでなくグラスノー、スネル、ゴンソリン、メイ、ミラーなどそろっており、キャンプではアピールが必要となりそうだ。
大谷はこれまでも連日球団施設で自主トレを行い、山本も9日(同10日)にキャッチボールなどを行ったが、朗希は初めて同施設を訪れたとみられる。