昨季のワールドシリーズを制したドジャースのバッテリー組の春季キャンプが11日(日本時間12日)、米アリゾナ州グレンデールで始まった。
23年9月の右肘手術から2年ぶりに投手、二刀流に復帰する見込みの大谷翔平投手(30)は、キャッチボールや下半身の強化トレーニングなどで汗を流した。捕手に座ってもらって行った平地での投球練習では、切れ味鋭いスライダーなど変化球も交えながら13球を投げ込んだ。その後、クラブハウスでは山本由伸投手(26)、佐々木朗希投手(23)と談笑する場面もあった。
大谷はドジャース1年目で打者専念のシーズンだったが、「50―50」(50本塁打&50盗塁)をマークし54本塁打と130打点の2冠王に輝き、2年連続3度目のMVPを受賞する大活躍を見せた。メジャー1年目だった山本も7勝。日本人コンビが投打の中心になってワールドシリーズ制覇も成し遂げた。