東京映画記者会(スポーツ報知など在京スポーツ7紙で構成)が選ぶ「第67(2024年度)ブルーリボン賞」の授賞式が12日、都内で行われ、司会を昨年の主演男女優賞コンビ、吉永小百合と神木隆之介が務めた。
主演賞の受賞者が翌年の授賞式の司会を担当するシステムのブルーリボン賞。昨年、「こんにちは、母さん」(山田洋次監督)で23年ぶりとなる主演女優賞を受賞した吉永は幕が上がると、白と黒のドレススーツで神木と司会席に登場。
「皆さん、こんにちは。吉永小百合です」と丁寧に頭を下げたところで、隣で緊張しきりの神木に「(賞を)いただくより大変ですよね。頑張りましょう」と声をかけた。
神木が「吉永さんは1962年、2000年と主演女優賞。当時は司会をしたんですか?」と聞くと「62年の時はそういう制度はなくて。私は16歳で、ただただ緊張していたのを覚えています。2000年は司会をしたと(記者から)うかがったんですけど、覚えてないんですよ」と笑顔で話していた。