ゴダイゴのミッキー吉野、妻で画家の吉野祥江氏が１２日、東京・世田谷区の玉川高島屋開催中の個展「吉野祥江展 ―ヤギ Ｌｏｖｅｓ Ｉｔ！―」（１８日まで）の取材会を行った。
「世の中の悪い書類などをヤギが食べ尽くし、クリーンな世界になりますように」という祈りを込め、ヤギをテーマにした作品を国内外で発表している祥江氏。「２０１７年、２０１９年以来、高島屋さんでは３回目の個展。アメリカなど、海外では個展をしていたが、日本では久しぶりの個展。待ちに待っていた。ワクワクしてました。ヤギの世界を楽しんで欲しい。来年はパリやロンドンで発表したい」と、３３点の力作をお披露目した。
ミッキーは「祥江の営業部長としてきました」と笑わせつつ、「作風が変わったかな。だんだんポップになってきた。アメリカだと反応がすごくて。技術も細かく見てくれるし、本当に喜んでくれる」と話した。
作品作りにも参加しているようでミッキー吉野は「古希になった時、ギャグで『妻にこき使われる』と言っていたが、今日の個展の準備でだいぶこき使われてます。色を塗ったりしたり。口を動かさず、体を動かせと言われてます」と明かした。
仲むつまじい雰囲気だが、夫婦げんかは頻繁にあるようで、祥江氏は「ほぼ毎日何かしら怒ってます」と苦笑い。「どうしようもないでしょ。ちゃんと言い合う。でも、年取ってきてだいぶどうでも良くなってきたかな」と話した。
ゴダイゴに関して、ミッキー吉野は「今年の４月から５０年を迎える。他のメンバーと違う思いがあるかも。どういうことをやれば良いのか考えている」と明かした。