◆ACLE▽1次リーグ第7戦 横浜FM―上海申花(12日・日産スタジアム)
横浜FMがホームで今季公式戦の初戦を迎え、1―0で勝利を飾った。
ホーランド新監督にとっても初陣となる上海申花戦は新布陣の3―4―3で臨んだ。しかし、前半から強い風も影響するなど、守備の連係面やビルドアップで不安定さをのぞかせる場面があり、前半15分までに3本の決定的なピンチを招いた。それでも、古巣に復帰したGK朴一圭がゴール正面でフリーで打たれたシュートをビックセーブするなど無失点に抑えると、前半20分にゴール前でFWアンデルソンロペスのヒールパスを受けたFWヤンマテウスが左足を振り抜き、鮮やかなシュートをゴール左に沈めた。
しかし、1点リードで迎えた前半43分頃にアクシデントに見舞われた。主将の喜田が右太もも裏を押さえて座り込み、そのままMF渡辺皓と途中交代。前半を1―0で折り返したが、開幕を前にアクシデントに見舞われる形となった。
後半もピンチを迎えたが、GK朴が再三防ぐなど、リードを守り抜き、無失点勝利を収めた。
前日11日の試合結果により、横浜FMは試合前の時点で既に決勝トーナメントの進出を決めていたが、これで4連勝で首位に再浮上。また横浜M、神戸、川崎の日本勢3クラブは上位4位以内が決まり、グループ1位―8位、2―7位など、グループリーグ上位4チームと下位4チームが対戦する決勝T1回戦で、日本勢のつぶし合いを回避することにも成功した。