3年前、廿日市市で、大学生にアルコールを摂取させて殺害した罪などに問われている男に検察は懲役30年を求刑しました。
「殺人」などの罪で起訴されているのは、広島市西区の33歳の男です。
起訴状などによると男は3年前、廿日市市内のホテルで、当時大学生だった安藤魁人さんに大量のアルコールや睡眠薬を摂取させ殺害した疑いです。
きょうの裁判で検察側は自分の替え玉として殺害し保険金を受け取ろうとしたと指摘。「計画的かつ悪質な犯行」などとして懲役30年を求刑しました。一方、弁護側は、「保険金目的だと立証できていない」と主張。黙秘を続けてきた男は謝罪の言葉を述べました。判決は来月2日に言い渡されます。
【2024年6月25日 放送】
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