広島県安芸郡海田町で、男性に暴行を加えて死亡させ現金を奪い取った「強盗致死」などの罪に問われている男に、検察は無期懲役を求刑しました。
「強盗致死」などの罪で起訴されているのは、今泉俊太被告・33歳です。
起訴状によると今泉被告はおととし6月、投資資金を回収するため、当時71歳の男性を海田町の事務所に監禁して暴行を加え死亡させました。そして現金11万円を奪い取った罪に問われています。
1日の論告求刑公判で検察側は、「拷問ともいえる被告の暴行によって死亡したことは明白」と指摘。「救命措置が必要な被害者を放置するなど犯行後の行動も悪質で、反省している様子もない」などとし、無期懲役を求刑しました。
判決は10月10日に言い渡されます。
【2024年8月1日】
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