ペダル付き原付きバイクを無免許で運転したとしてフィリピン籍の男性が13日、書類送検されました。広島県内では初の検挙です。
道路交通法違反などの疑いで書類送検されたのは、広島県豊田郡大崎上島町のフィリピン籍の男性会社員(40)です。
警察によると男性は今年6月、大崎上島町の県道で無免許でペダル付き原付きバイク(通称「モペット」)を運転した疑いです。
ヘルメットをつけず、ペダルもこいでいない状態で走っているのをパトロール中の警察官が確認し、職務質問したということです。
調べに対し「ペダル付き原付きバイクに免許がいるとは知らなかった。無免許運転したことに間違いありません」と容疑を認めています。
ペダル付き原付きバイクには、ナンバープレートやバックミラー、方向指示器が必要ですが、この車両にはいずれも装備されていなかったということです。また、自賠責保険にも未加入でした。
県内で、ペダル付き原付きバイクの無免許運転による検挙はこれが初めてです。
警察は「車両を購入する際は、自転車にあたるか原付きバイクにあたるかよく確認してほしい」と注意を呼びかけています。
【2024年8月13日】