8日に出された南海トラフ臨時情報「巨大地震注意」の呼びかけが15日、解除されました。地震を警戒しながら過ごした一週間。人々の意識に変化はあったのでしょうか。
■松村祥史 防災担当大臣
「政府といたしましては、地震活動や地殻変動に特段の変化が観測されなかったことから、特別な注意の呼びかけについて、先ほど17時をもって終了いたしました」。
松村祥史 防災担当大臣は、日向灘を震源とする地震から1週間が経過したことを受け、「巨大地震注意」の呼びかけを解除しました。
一方で南海トラフ沿いでは、大規模な地震がいつ発生してもおかしくない状況であることには、くぎをさしました。
初めて出された「巨大地震注意報」の呼びかけ。防災意識に変化はあったのでしょうか。
■名古屋から
「ホームセンターで携帯トイレなどを買いました」
■福岡から
「東日本大震災を仙台で経験した ので、水とかは多めにいつも家 に置いておくようにしています」
■広島在住
「(防災対策を)ネットで見るけれど、何から手をつけたらいいのか実際わからないです。正直。」
■滋賀から
「そろそろ(注意報)解除だから 大丈夫かなと思って。
きょう実は何も(防災対策を)してないです」
対策をとった人、どうしていいか分からない人。受け止めは様々でした。
「自分ごと」としてどう防災対策をとるか。まったなしの状況です。
(2024年8月15日放送)
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