「はだしのゲン」で知られる漫画家・中沢啓治さんがアメリカの権威ある漫画賞で殿堂入りを果たしました。
2012年に亡くなった中沢啓治さんが殿堂入りしたのは、アメリカ漫画界のアカデミー賞と言われる「アイズナー賞」です。
代表作の「はだしのゲン」は、自身の被爆体験をもとに原爆で家族を失った少年が力強く生きる姿を通して原爆の悲惨さを訴える作品で、世界20か国以上で翻訳・出版されています。
■妻・中沢ミサヨさん
「本当にうれしいです。光栄です。主人も喜んでいると思います。絶対原爆の恐ろしさは漫画で知らせなくちゃいけないという思いはずっとありましたから、これを機会にゲンを読んでもらいたいと思います」
過去の日本人では手塚治虫さんや宮崎駿さんらが殿堂入りしており、中沢さんは8人目となります。
《2024年8月23日放送》
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