世界遺産・原爆ドームの劣化状況を確認するため、26日、ドローンを使った調査が始まりました。
広島市は3年に一度、原爆ドームの外壁の状態などを調査していて、今年で10回目です。これまでは、足場を組んで作業員が目視で確認してきましたが、期間中、ドームの外観が見えにくくなることなどからドローンでの調査を開始。2機のドローンがそれぞれ数千枚の写真を撮影し、0・2ミリ以上のひび割れを発見できるということです。
■広島市 公園整備課 中田誠 課長
「デジタルで常に保存ができるということ。今後調査をかさねるたびにデジタル同士で確認ができることは大きな意義がある」
ドローンでの調査は9月上旬まで続きます。
【2024年8月26日放送】
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