一部区間で存続が危ぶまれているJR芸備線について沿線の高校生たちが、課題や利用促進のアイデアを話し合うイベントが開かれました。
■高校生
「学生と芸備線というのは密接に関わっています」
広島県三次市で開かれたのは「JR芸備線を考える高校生サミット」。
広島・岡山の高校生や地域住民が参加しました。
広島市と岡山県新見市を結ぶJR芸備線。利用者の減少は深刻で一部区間が存続の危機に直面しています。
イベントでは、高校生たちが作った芸備線をPRする動画が披露されました。
また、芸備線の利用促進についてアイデアを出し合いました。
■高校生
「学生のニーズに合わせたダイヤだったり利用方法というのを考えてみるのもいいと思う」
■高校生
「ここにしかないというものを作ったらいいと思い、それで考えたのがお好み焼きを車内で焼いて食べる列車です」
そのほか「駅構内に地域の特産品の店を作る」ことや「スタンプラリー」などが上がりました。
■参加者
「ものすごく伝わってきましたので、私たちも何か考えていかなければいけないなという風に思いました」
■県立三次高校3年 國岡 大暉さん
「地域の皆さん、世代を越えて芸備線、姫新線、そして福塩線を一緒に盛り上げていきましょう」
高校生たちは提案をとりまとめ、JRと自治体に報告する予定です。
(2024年8月26日放送)
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