核兵器廃絶に取り組む若い世代を育成しようと設立された「ユース非核リーダー基金」。基金による初のスタディツアーが広島市で始まりました。「ユース非核リーダー基金」は、岸田総理がおととしのNPT再検討会議で創設を表明し、国連に1000万ドル日本円でおよそ10億円を拠出しました。初のスタディツアーには37か国の20代から30代の49人が参加しました。参加者の中にはロシアとウクライナ出身の女性がいます。8月28日はG7広島サミットで各国の首脳に被爆体験を証言した小倉桂子さんの講演を聞きました。
★ロシア出身
「悲しみ。怒り。なぜこのようなことがが起こったのか将来起こってほしくないので一緒に取り組みたい」
★ウクライナ出身
「自分の国でももっと多くの人が被爆者の話に関心を持ってもらえるようにしたい」
8月29日は広島の若者と核兵器廃絶をテーマにディスカッションが予定されています。
【2024年8月28日 放送】
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