台風一過となった県内は大きな被害も見られず、観光地にはいつもの光景が戻りました。
JR在来線は芸備線や福塩線などの一部区間を除き、運転を再開しました。また、山陽新幹線はJR東海が一部で運転を取りやめるため、9月1日も終日、新大阪までとなります。
一方、広島ー博多間の運転は再開され、朝から九州方面へ向かう人の姿が多く見られました。
台風10号は、動きが遅かったため広い範囲で雨が続き、安芸太田町や廿日市市では28日からの3日間で平年の8月の降水量を超えました。
台風が過ぎ去った宮島ではフェリーが運航を再開。観光客を出迎えるため、飲食店では朝から開店準備を行っていました。
「東日本の人が新幹線止まっていたら来ないので…」と島内で働く男性からは客入りに不安の声も聞かれましたが、昼頃にはいつもの週末の光景が見られました。
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