広島テレビの被爆80年キャンペーン「NEVER AGAIN」です。原爆開発を指揮したオッペンハイマーの孫と投下を決断したトルーマン大統領に会った被爆者が今の思いを折り鶴に込めてくれました。
広島市内に暮らす森下 弘さん、93歳です。ケロイド写真79年前のあの日、全身にやけどを負いました。
■被爆者・森下弘さん
「耳殻がやけどで溶けたというか無くなってしまった」
「焼け落ちた家の下で母親が下敷きになって焼け死んだ」
1964年、森下さんは被爆の実相を世界に訴えため「第2回広島・長崎世界平和巡礼団」に参加します。原爆投下を決断したアメリカのトルーマン元大統領の会見にも臨みました。
そして今年、原爆開発を指揮したロバート・オッペンハイマーの孫に、被爆体験を話しました。90歳を超えても海外で被爆体験を語る森下さん。折り鶴に込めたメッセージは・・・
■鶴を折る森下弘さん
「現在の状況で世界が平和になりますようにという『祈り』」
「『和』は平和の和でありみんなが和やかにありたいという思いです」
《2024年9月6日放送》
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