広島電鉄とJR西日本が互いの車両デザインを入れ替えた電車をお披露目しました。来年春の広島駅ビル完成に向け機運を盛り上げます。
車体は広島電鉄の路面電車ですが、デザインはJR西日本のレッドウイングです。一方、JRの電車には広電のデザイン。
20日、お披露目されたのは広島電鉄とJR西日本によるコラボレーション電車です。来年春には広島駅に広電の電車が乗り入れます。デザインを入れ替えた車体が広島の街を走ることで、駅ビル完成への機運を高めようというものです。
■宮脇アナウンサー
「お気づきでしょうか。広電の電車ですが、座席にはJRの電車のシートが使われています。 」
一方、JRには広電の緑のシートです。車内には互いの歴史の他、この企画に携わる「広島市」の街の紹介なども掲示されています。
■広島電鉄 仮井 康裕 社長
「JRと広島市と手を取り合って広島の街が活性化して楽しい街になるよう期待している。」
■JR西日本 広岡 研二 広島支社長
「広電の車両のカラーが広島市域を越えて走っていく姿を楽しみにしているので皆さんにも期待してもらいたい」
広電の電車は20日から広島駅、広電宮島口駅間を、JRは23日から山陽線などを走ります。
《2024年9月20日放送》
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