続いては、広島テレビの被爆80年キャンペーン「ネバーアゲイン」です。9月27日が「テレビ派」最後の出演となる馬場さんからのメッセージです。これまで携わってきた平和報道を思い起こしながら鶴を折りました。
ことしで入社28年目の馬場アナウンサー。去年のG7広島サミットや、毎年8月6日の特別番組などで、被爆地・広島のメッセージを伝えてきました。折り鶴に込めた思いとは。
■馬場アナウンサー
「1年以上は折ってなかった気がしますね。子どもの頃はよく折りました。」
「お~できました!うれしい」
こちらが私が折った折り鶴です。「平和を願うのに遠慮はいらない!!」というメッセージを書きました。
私は福井出身で、広島の方々のように平和教育を受けていないのに伝えてもいいのか悩んでいました。そんなとき「INORI」を歌ったクミコさんが、同じように広島出身じゃないけど一生懸命広島に通って、胸を張って歌っていこうとされました。それを見たときに共感して「伝えたい」という気持ちだ大事だと思いました。それ以来、私のスタンスは「平和を願うのに遠慮はいらない」と考えています。
テレビを通してお伝えすることはできなくなりますが、これからも平和を願い、発信を続けたいと思っています
《2024年9月27日放送》
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