広島バスと広電バスによる路線の再編を目的とした実証実験が1日から始まりました。運行ルートを見直し、利便性の向上と事業の効率化をはかります。
実証実験が行われるのは安佐北区の小河原車庫から矢賀を経由し広島市中心部へ向かうバス路線です。これまでは赤の広島バスと緑の広電バスが同じルートで運行していました。
実証実験では広島バスが府中町付近で折り返します。従来より運行範囲は狭くなる一方、約2時間に1本だった便数を1時間に1本へと増便できます。
温品4丁目のバス停です。広島方面に向かう人はここでバスを乗り継ぎます。広島市中心部へ向かうには2か所設置されている乗り継ぎバス停で広電バスに乗り換えます。
■広島バス 運輸部 平岡 祐介 次長
「重複路線を減らして効率化を図りたい。結果出れば住民の利便性を向上させる取り組みになると思う。」
実証実験は年末までで、2025年度からの本格運用を目指します。
【2024年10月1日 放送】
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