広島港のコンテナターミナル拡張のため、埋め立て工事の第一歩となる作業が3日公開されました。
巨大なコンクリートの“ハコ”。海上クレーンで吊り上げられ、お隣の岡山県から運ばれてきました。
広島港出島地区の国際コンテナターミナルでは主に中国や韓国向けの貨物を取り扱っています。ここではコンテナ船の大型化に伴い、2隻が同時に接岸できるよう岸壁をおよそ150メートル伸ばすため、「ケーソン」と呼ばれる巨大なハコを水中に沈め、岸壁の一部とします。
■国土交通省広島港湾・空港整備事務所 小倉一仁 所長
「2隻同時につけて物流効率化をしっかりはかるところを目指すべきだと考えている」
完成予定は2026年3月で、将来的には東南アジアとの定期航路の就航をめざします。
(2024年10月3日放送】
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