秋の代表的な味覚、マツタケの入荷が広島県内でも始まっています。今年は台風で産地に十分な雨が降り、豊作となっています。
世羅町にある国産マツタケの販売所です。9日は岩手県産 約86キロが届き、大きさごとに仕分ける作業や箱詰めに追われました。
■世羅の大地 松浦辰行 社長
「見事!」
今年は残暑の影響が心配されましたが、出荷が進む岩手県では豊作となっています。8月の台風で、十分な雨が降ったためです。
■世羅の大地 松浦辰行 社長
「うーん、すごくいい香り。味は何回も食べましたけどおいしい。このシーズンにしか食べられない味ですから」
価格も例年と比べて大幅に安くなり、買い求めやすくなっています。
■購入した人は
「(例年の)半額くらいだね。こんなに安く買えるとは思わなかった」
一方、広島県産の入荷はまだ。気温が下がり始めていることもあり、来週中の入荷を見込んでいます。
■世羅の大地 松浦辰行 社長
「県内産も結構注文を受けている。去年が不作だったので、今年は出るのではないかという見方をしている」
この店では、11月上旬ごろまでマツタケを販売する予定です。
【2024年10月9日 放送】
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