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【衆院選・広島5区】前職2人と新人1人の激戦予想 元衆議院議員・亀井静香氏も選挙に向け動く

広島テレビ ニュース 2024年10月11日 23時13分

今回の衆院選で激戦が予想されるのが広島5区です。かつて、その地域を地盤とした元衆議院議員、亀井静香氏も選挙に向けて動いています。

10月6日、庄原市で決起集会を開いた立憲民主党の佐藤公治氏。選挙を前に自身の思いを支援者に訴えました。

■立憲民主党・前職 佐藤公治氏

「(現在の)政治と社会は本質を見たときに不健全なことだらけ。その不健全な土台をどう変えるか、それが私のやるべきこと」

その会場に現れたのが、元衆議院議員の亀井静香氏です。旧広島6区を地盤とし、2017年に政界を引退。その後の選挙戦では、佐藤氏を応援しています。今でも庄原で絶大な影響力を持ちます。

■亀井静香氏

「公治さんはナイスガイ。簡単な言葉で言うとナイスガイ。こういう男を出さないでどうするんですか」

前回は約4600票差の接戦を制した佐藤氏…。亀井氏は、今回も厳しい選挙戦になるとみています。

■亀井静香氏

「佐藤さん、一軒一軒回っているか?」

■立憲民主党・前職 佐藤公治氏

「はい!」

■亀井静香氏

「油断はなりませんぞ。窮鼠猫をかむという話がある」

区割り変更により、広島5区は旧6区を引き継ぎ、尾道市、庄原市、世羅町など7つの市町が対象となります。これまで3つの選挙区に分かれていた三原市の全域も対象となり、新たに尾道市瀬戸田町が加わります。

これまでに立候補を表明しているのは、立憲民主党の前職・佐藤公治氏、自民党の前職・小島敏文氏、共産党の新人・猪原真弓氏の3人です。

衆議院が解散した9日の夜、さっそく広島に戻った自民党の小島敏文氏。

■自民党・前職 小島敏文氏

「さあ勝負だ。大変だよ、厳しいね。今までで一番厳しいのではないか。しっかり頑張って訴えていきます。広島5区から政権与党が無くなくなると困るし、そういう意味では責任も重いので、頑張っていきたいというふうに思っています」

11日、尾道市に事務所を開きました。過去4回の選挙では小選挙区で敗れ、比例で復活。しかし、今回は、小選挙区のみでの勝負です。党の政治資金問題といった逆風も吹くなかでの選挙戦となります。

■自民党・前職 小島敏文氏

「ここ(広島5区)がしっかりすれば、元気になれば、私は日本全体は元気になるという信念にもとづいて活動している。もう背水の陣です。どうしても引き続き頑張りたい」

亀井氏の応援を受ける佐藤氏については、「そろそろ乳離れしないといけない」と批判

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