「ハミング」で言葉の壁を超えて平和を訴えるイベントが10日、エディオンピースウイング広島で行われました。
歌詞ではなくメロディーを歌うハミング。
10日、エディオンピースウイング広島に集まった、およそ1500人のハミングが夜空に響き渡りました。
■かくばりゆきえ さん
「言葉がなくてもつながれる。そんなことをみんなで言い出しっぺになって、ちょっとでも平和が進むと本当にすてきだなと思います。」
歌手のかくばりゆきえ さんです。
8月にはカープのホームゲームで国歌斉唱をつとめました。
かくばりさんは、4年前から言葉の壁を超えて世界が同時につながろうと、ハミングを通じて平和を訴えるイベントを行っています。
★かくばりさん
「いじめにあっていた時に、ハミングで自分自身の心が平和になれたことに感動して、これが世界同時に起きたら、もしかしたら争いはなくせなくても、自分自身の1人1人の平和は守れるのでは。」
今回は原爆慰霊碑と原爆ドームを結ぶ「平和の軸線」上に完成した、エディオンピースウイング広島でイベントを行うことに。
スタジアムに集まったおよそ1500人が、オンラインで50か国とつながり、ハミングで平和を願いました。
★参加者
「歌じゃなくて、ハミングをみんなで歌うときにつながったという感覚が、これをみんなに知ってほしい」
「楽しく踊れたし、みんながつながってすごいなと思った」
「緊張したけど上手にできてよかった」
【2024年10月11日放送】
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