「被爆してから被害を受けた人たちが壁に自分の居場所や家族の名前を書いた」
島根県から訪れた修学旅行生の平和学習。案内するのは、広島市立袋町小学校の6年生です。
袋町小学校は爆心地から460mの場所にあります。あの日、児童や教職員ら約160人が亡くなりました。
◼広島市立袋町小6年生の説明
「あのころチャイムがなくて太鼓を鳴らしてチャイム代わりにしていたんだけど被爆して穴が開いた」
袋町小学校の児童らにとって、修学旅行生の案内は初めての体験です。平和がテーマの動画視聴や、グループに分かれてのディスカッションで交流を重ねました。
■広島市立袋町小6年生
「(津田小の)6年生はなんで?と反論をしてくれて嬉しかった。袋町小学校や広島に来てよかったと思って帰ってほしいです」
■松江市立津田小6年生
「黒板などを見てその時の状況が分かって悲しくなった。すごいものを観れてよかった」
被団協のノーベル平和賞受賞や2025年の被爆80年を受け、袋町小学校ではより一層ヒロシマの発信に力を入れたいとしています。
(2024年10月17日放送)
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