Infoseek 楽天

「身代わり」出頭の男を誤認逮捕 広島県警 JR福山駅前で事故 乗用車を運転の知人の男の依頼を受け隠避か 服を取り換え出頭か 広島・福山市 

広島テレビ ニュース 2024年10月18日 22時34分

福山市内で10月14日、酒気帯び運転などの疑いで逮捕されたベトナム国籍の男について、警察は18日、誤認逮捕だったことを明らかにしました。男は、無免許運転などの疑いで車を運転していた別の男の身代わりで、警察に出頭していたということです。

警察によると10月14日未明、JR福山駅前で乗用車が歩道の街灯などに突っ込み、運転していた男が現場から逃走しました。警察は会社の上司に連れられ出頭してきたベトナム国籍の会社員の男(24)を酒気帯び運転などの疑いで逮捕しました。その後の調べで男は「身代わりだった」と供述。車は知人のベトナム国籍の技能実習生の男(24)が1人が運転していたということです。2人は事故後、互いの服やズボンを取り替えるなどしていたということです。これを受け警察は18日、会社員の男を犯人隠避の疑いで、技能実習生の男を無免許運転や事故不申告などの疑いで逮捕しました。技能実習生の男が会社員の男に身代わりを依頼したとみられ、調べに対し、2人は容疑を認めているということです。今回の事案を受け警察は「誤認逮捕であったことは事実であり、真摯に受け止めている。事案の真相解明とともに、誤認逮捕に至った経緯を確認し、客観証拠による疎明を徹底し、再発防止に努めます」とコメントしています。【2024年10月18日】

この記事の関連ニュース