広島市内の高校生が被爆者と対話を重ねながら当時の光景を描く「原爆の絵」の制作がはじまりました。
18日、広島市立基町高校の創造表現コースに通う生徒13人が被爆者5人と初めて面会。「原爆の絵」の制作がはじまりました。
■被爆者・内藤愼吾さん
「わたしの証言の一部をぜひ絵に残していただきたい」
創造表現コースでは、2007年から被爆者の記憶に残る光景を「原爆の絵」として描き、これまでに207点を制作しました。初日はこれから描く場面の確認や、当時の話を聞き取りました。
■生徒
「この時の服装とか髪型は?」
■被爆者・脇舛友子さん
「桜の柄のスカートが大好きでそれを履いていたと思う」
「原爆の絵」は来年6月末ごろ完成する予定でその後は被爆者の証言活動などにも役立てられます。
《2024年10月18日放送》
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