広島で生産された牛肉を地元の人に食べてもらおうと、畜産を学ぶ高校生が育てた和牛の販売会が19日、開かれました。
広島市西区の商業施設で販売されたのは、県立庄原実業高校の生徒が育てた和牛です。19日は生徒たちが実際に店に立ち、客に試食してもらうなどして、アピールしました。
■客
「めちゃおいしかったです。あの子たちが育てた牛なら食べてみたいなと」「畜産は大変だと思うんですが、頑張ってほしい」
庄原実業高校では、授業の一環で畜産を学んでおり、販売された和牛は、およそ2年半かけて育ててきました。生徒たちに、牛を出荷したあとも販売を体験する機会を設けようとイズミが協力しました。
■庄原実業高校の生徒
「牛が出荷されたときは、すごい悲しくて泣いちゃったときもあったんですけどそれ以上に、お客さんから「おいしかったよ」とか「きれいなお肉だね」と言われると、がんばって(育てて)よかったなと思えて、幸せでした。」
庄原実業高校の生徒が育てた和牛は、20日も販売されます。
【2024年10月19日放送】
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