広島市内を走る路線バスと電車の「均一運賃」220円が値上げされる方向で検討が始まりました。
22日、広島市内で開かれた地域公共交通活性化協議会には中国運輸局のほか有識者ら20人が出席しました。広島市内を走る路面電車と路線バス事業者は燃料費や物価の高騰などの影響で厳しい経営が続き、人材確保や車両を維持するため現在の広島市内中心部の「均一運賃」220円を240円に値上げする運賃改定を協議会に求めました。
■広島大学 藤原 章正 教授
「運賃の改定がないと5年後10年後の広島の地域公共交通はどうなっているのだろうとむしろ心配です。やるべき措置はやるという理解をしています」
今後も協議を続けますが、中国運輸局が認めれば2025年年2月1日から運賃が値上げされる見込みです。
【2024年10月22日 放送】
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