ノーベル平和賞の受賞決定から10日余り。日本被団協は改めて、海外で証言を続けてきたことが受賞につながったと振り返り、若い世代などへ継続を訴えました。
■日本被団協 田中煕巳 代表委員
「国連を中心にする軍縮・核廃絶の運動には必ず日本被団協の代表が参加してあらゆるところで証言をしてきた。そのことがノーベル平和賞につながっている」
これは22日、日本被団協の田中代表委員が東京の外国特派員協会での会見で述べたものです。
ノーベル委員会は授賞理由として「核兵器の使用は、道徳的に容認できないという強力な国際規範がつくられた」としました。
一方で、日本被団協の田中代表委員は全国で被爆者団体が減少していることにについて、被爆2世や若い世代に運動を継続してほしいと述べました。
【2024年10月22日 放送】