尾道市内の造船所でつくられていた自衛隊の輸送艦が完成し、29日朝、進水式が行われました。
進水式には防衛省の幹部や造船所の社長ら約50人が出席。新しい輸送艦は航海の安全への願いを込めて、太陽にちなんだ「にほんばれ」と名づけられました。
輸送艦「にほんばれ」は全長約80メートル、乗員数は30人ほどで数百トン分の車両やコンテナなどを載せることができます。水深の浅い港へも接岸することができ、島しょ部への物資輸送の強化が期待されています。「にほんばれ」は2025年3月末までに呉市内に新設される「自衛隊海上輸送群(仮称)」に配備される予定です。
【2024年10月29日 放送】
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