広島市安佐北区の河川敷で10月中旬、白いシカが目撃されていたことがわかりました。シカを見た男性が当時の様子を語ってくれました。
「白いシカ」が現れたのは、安佐北区可部の太田川河川敷です。目撃したのは近くに住む50代の男性。10月17日午前3時ごろ、日課のウォーキングをしていた時でした。
■目撃者のスマホ
「真っ白です」
「光って見えました」
「私のほうをずっとみてずっと動きませんでした」
「神々しかった」
男性によると、全長約1m半ほど。角がないなどの特徴から「メスの親シカ」ではないかと推測しています。
対岸の山からシカの群れが下りて来る光景をよく見ていたという男性。「白いシカ」を見た時は衝撃を受けたといいます。
■目撃者
「神秘的でした。威厳のようなものを感じた」
なぜシカの毛が白くなるのでしょうか。専門家は…。
■安佐動物公園 畑瀬敦 学芸員
「突然変異で色素がなくなってしまった。メラニンという私たちの髪の毛の黒い色素がなくなったものだと思われる。白いということで敵に見つかりやすくなるので、大人で見つかるのはあまり多くない」
目撃できるチャンスはほとんどないという「白いシカ」。見ることができたら、いいことがあるのでしょうか…?
■目撃者
Qなにかこれから良いことが?
「世の中が平和になればいい」
(2024年10月31日放送)
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