人工知能を活用して、被爆者と疑似的に対話できる装置の製作で、地元の高校生らが被爆者への質問項目を考案しました。
原爆資料館では、広島市内の高校生など13人が被爆者の山本定男さんの証言に耳を傾けました。広島市は、あらかじめ撮影したインタビュー映像の中からAIが分析した答えを再生し、被爆者と疑似的に対話できる装置の製作を進めています。証言を聞いた子どもたちは、装置を作るために必要な質問をリストアップしました。
■被爆者 山本定男さん
「もう90歳以上の被爆者はだんだん少なくなってきている証言を残すことができたことは非常に素晴らしいこと」」
広島市は子どもたちの質問をもとに来週から証言の収録をはじめ2025年8月から装置の運用を始める方針です。
【2024年11月5日 放送】
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